トップページ > 主な活動 | 過去のラブ・ジ・アース ミーティング > 第8回 ラブ・ジ・アース ミーティング
5月13日(日)、いよいよ今年初となる海岸清掃イベント、
ラブ・ジ・アースミーティング8thの日を迎えた。
会場となるのは、新潟県柏崎市のみなとまち海浜公園。
こちらは昨年の4月にも開催した場所だが、
とてもうれしいことに「またぜひ開催してほしい」と
自治体から強い要望をいただいた。
前回はイベント前日に
暴風雨やら雹(ひょう)やら“春の嵐”に見舞われ、
しかも関越道ではチェーン規制が入り、
首都圏方面からの来場が困難な状況だったこともあり、
「リベンジ」の意味も込めて
8回目の会場をこちらに決定したのだった。
が、イベント前日になっても当日の天気予報は曇りのち雨。
降水確率50%、さらに風速20mという突風の予報も。
準備のため前日入りした私たちは、
突風対策のため、のぼりやステージの設置を一部断念し、
天候の不安が残る中、早々と切り上げ翌日に備えることにした。
イベント当日。
目が覚めて真っ先に窓の外を見ると、
何とか雨も降らずにもっている様子。
「どうかこのまま降りませんように…」
そう願いながらam7:00会場に到着。
ミーティングも8回を迎えるとあって、
スタッフの作業も手慣れたもので、
徐々に会場が出来上がっていく。
9時30分、予定通り受付オープン。
地元ライダーや遠方から駆けつけてくれたライダー、
そして地元の方々が続々とやってきた。
「おはようございます! 受付はこちらです!」
できるだけ大きな声を出して挨拶をすると、
ちょっと照れくさそうに会釈をするライダーたち。
受付を済ませた参加者は、ゴミ袋を手に海岸へ移動し、
誰もいなかった浜辺は次第に人で埋め尽くされていく。
さらに今回はありがたいことに地元の中学校の生徒・保護者の一団も
清掃に駆けつけてくれた。
実は先生がバイク乗りで、
前回のミーティングに参加してくれたのがきっかけらしい。
こうして新たなつながりが生まれていくのも、
このミーティングの醍醐味のひとつだ。
海岸には流木、葦を中心に、ペットボトルやライターなど、
目を疑うようなモノまで落ちていたが、
ジャージ姿の学生さんと地元の方々、そしてライダーの手によって
時間とともにきれいな砂浜に戻っていく。
そのうち段々と風が強くなってきて、
目を開けられないような砂嵐が参加者を襲い始めたため、
Am11:00、予定より30分早く切り上げ海岸清掃を終了。
それでもみんなで一丸となって、
約1時間半で拾ったゴミの量は
約6トンにもなり、美しくなった砂浜が広がった。
午後のステージイベントも予定より30分切り上げてスタート。
当委員会・会長の北村と、2輪雑誌でおなじみ、
実行委員会のメンバーでもある佐藤信哉氏を進行役に、
まずは恒例のトークショー。
ラブジアースの活動趣旨から
これまでの活動内容などを聞いてもらった後、
ホンダ、ヤマハ、スズキの各メーカーの広報さんをステージに招き、
今年のニューモデルの話題に。
さらに元ホンダワークスライダーの宮城光さんと、
元ヤマハワークスライダーの難波恭司さんを迎え、
三宅島レースの話題など、
普段はちょっと聞けない裏話で盛り上がった。
その後、チャリティオークション、ジャンケン大会、
そして最後に参加者全員で記念撮影をして幕を閉じた。
後半はかなりの突風に悩まされたものの、最後まで雨は降ることなく、
終わってみれば、ライダー約450人、地元のボランティア270人、
合計720名もの参加人数となり、
昨年の柏崎でのミーティングを大きく上回る結果となった。
来場してくれた皆さん、本当にお疲れ様でした。
次回は秋、日程はまだ確定していませんが、
会場は静岡県御前崎市のマリンパーク御前崎に決定しました。
私たち実行委員会も皆さんが気持ちよく、楽しく、
そして心に残る一日になるよう、
今まで以上に努力していきますので、ぜひ遊びに来てみてください。
一緒に感動を共有できる日をまた楽しみにしています! (C)