トップページ > 主な活動 | 過去のラブ・ジ・アース ミーティング > 第7回 ラブ・ジ・アース ミーティング
この活動の象徴ともいえる海岸清掃イベントの日がやってきた。
10月8日(日)、ラブ・ジ・アースミーティング7th。
ついに7回目を迎えることになった今回の開催地は、
昨年10月に開催した場所と同じ静岡県マリンパーク御前崎。
前回も全国からたくさんのライダーが集結し、
たくさんのゴミを拾ってくれたのだが、
天然記念物にも指定されているアカウミガメの産卵地である
砂浜の奥のエリアを十分に拾いきれなかった。
そこで今回は「リベンジ!」なのである。
が、その強い決意とは裏腹に、
実はたまらなく不安なことがあった。
それは「前回より参加人数が上回るか」ということ。
なにせ"ゴミ拾い"がテーマの地味なイベントである。
もちろん、一度でも参加してくれたら、
きっと「ステキな気持ち」を持って
帰ってくれてるに違いない、
と信じてはいるけれど、
いったいどれだけの人が「また参加しよう」
と思ってくれているのだろうか。
前回来てくれたライダーは今回もまた来てくれるか?
ステキな気持ちを誰かに伝え、
そしてその人を誘って来てくれるか?
「2度目の開催場所」という、
ラブ・ジ・アースミーティング初のチャレンジ。
成功を祈るような思いで、現地に向かったのだった。
ミーティング当日、AM7:00。
会場の上空は雲ひとつない秋晴れで、
青い海の向こうには素晴らしいラインを描いた富士山の姿が。
最高のロケーション! と思いきや、風がものすごく強い。
あまりの強風で前日セッティングしたステージが
浮かびあがってしまうほどだ。
スタッフはのぼりや横断幕などの設営に手惑いながらも、
何とかオープンの時間を迎えた。
AM9:30、
気がつけば受付にはライダーたちの長い列ができていた。
「おはようございます!」「お待たせしました!」
うれしくてうれしくて、
できるだけ大きな声を出して挨拶する。
AM10:00、
受付が落ち着いたころ海岸へ行ってみると、
正面の砂浜のゴミはウソのように消えていて、
そこにあるのはたくさんの足跡だけ。
今回の目的地でもある奥の砂浜へと
ライダーたちがどんどん移動していく。
みんなで一丸となって約2時間拾ったゴミは
4トントラック3台分にもなり、
前回以上に美しくなった砂浜が広がった。
午後からはステージイベントを開催。
当委員会・会長の北村と、2輪雑誌でおなじみ、
実行委員会のメンバーでもある佐藤信哉氏を進行役に、
まずはトークショー。
今年鈴鹿8耐で優勝した伊藤真一&辻村猛選手のほか、
富沢祥也氏、石川朋之氏、梁明氏、清原明彦氏、塚本昭一氏など
豪華なゲストを迎え、
チャリティオークション、ジャンケン大会、
そして最後に参加者全員で記念撮影をして幕を閉じた。
終わってみれば、なんと参加人数約750人。
前回の御前崎よりも、そしてこれまでの
どのミーティングよりも上回り、
過去最高の参加人数という
飛び上がるほどうれしい結果となった。
来場してくれた皆さん、本当にお疲れ様でした。
また、来年お会いしましょう。
そしてもし、まだ一度も参加したことがない方は、
ぜひ遊びに来てみてください。
きっと「ステキな気持ち」をお土産にできるはずですから。(C)