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主な活動

第1回 ラブ・ジ・アース ミーティング

第1回 ラブ・ジ・アース ミーティング

「何人くらい集まるのか?」開催の日までいったい何度口にしたことだろう。確かに大地を走り回るバイク乗りには、自然や環境に敏感な人が多いかもしれない。でも、何といっても今回のテーマは“ゴ ミ拾い”。ワクワクするような演出もなければ、特典があるわけでもない。100人か、ひょっとして10人かも…。いや、ここから何か少しでも生まれればそれでいい、人数なんてどうでもいいじゃないか。「とにかくあったかいイベントにしよう!」まだ陽が昇って間もないイベント当日の朝、私たちスタッフは心を一つにした。

AM9:00、遠くから聞こえるエンジン音が一台、二台、三台…と、次第に大きくなってくる。駐車場に並んだマシンは、アメリカンやらネイキッドやらビッグスクーターやら、その排気量やジャンルはバラバラで、年齢層からファッションまでライダーも十人十色。バイクイベントとしてはかなり珍しい光景になっていた。共通していることといえば、みんな“バイク乗り”ということ。老若男女、世代を越えて支持されてるバイクの魅力を改めて痛感すると同時に、こうしてゴミを拾うために全国各地から集まって来てくれたのだと思うと胸が熱くなる。受付開始のAM10:00過ぎには、海岸はすでにゴミ袋を持ったライダーたちであふれかえった。心配だった天候も無事クリアし、空は晴天。秋はもう目の前だというのに真夏を思わせるような日差しと気温の中、暑そうなライディングウェアに身をまとったライダーたちが腰を折り、一つ一つゴミを拾っている姿に感無量、ジワッと涙…。「僕たちも参加していいですか?」さらにさらに練習に来ていたライフセーバーの人たちやサーファー、地元の人たちまでもがゴミ拾いに参加してくれて、ラブジアースの輪はどんどん広がっていく。PM12:00、終わってみれば2tトラック4台分ものゴミが集められ、相良サンビーチの砂浜は見るも綺麗な海岸となった。

午後からは第二部として「ラブジアースミーティング」を開催。実は、ほとんど告知していなかったのだが、この活動に二つ返事で賛同してくれたプロライダーがボランティアとして足を運んでくれたのだ。午前中、参加者と共にゴミ拾いもしてくれたのは、業界では一目も二目も置かれる方々で、清原明彦氏、水谷勝氏、辻本聡氏、岡田忠之氏、北川圭一氏、井筒仁康氏、そして進行役として佐藤信哉氏、鶴田竜二氏という豪華な顔ぶれ。本音トーク炸裂のトークショーにはじまり、協賛各社からいただいた豪華賞品が当たるジャンケン大会、サイン会と大いに盛り上がり、ついにエンディング。「今日、時間を共有したすべての仲間に互いにエールを送ろう」合図と共に、最後に参加者全員で大きな拍手を送り合った。大きく熱い拍手はいつまでもいつまでも鳴りやまず、誰もがみんな本当にいい顔をしていた。

人が集えば、そこに何かが生まれる。悪い結果になってしまうこともあるけど、みんなが気持ちを一つにすればいいことだってたくさんできる。思っているだけじゃ、何もはじまらない。小さなことからでいい。バイクという一つの乗り物を愛する仲間と一緒に、少しづつ地球に恩返ししていこうじゃないか。もっともっとLove the Earthの輪が広がって、また来年、みんなと会えることを楽しみにしています(C)。

第1回 ラブ・ジ・アース ミーティング開催時に寄せられたメッセージです

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