トップページ > 主な活動 | 過去のラブ・ジ・アース ミーティング > 第14回 ラブ・ジ・アース ミーティング
青い空、澄みきった海。
絶好の晴天に恵まれた若狭和田海水浴場に、
約820名ものライダーたちが集結した。
ここに集まったライダーの目的はひとつ、
“ラブ・ジ・アースミーティング”に参加すること。
14回目の今回は初の北陸開催となったが、
なんと参加者の数は過去最高を記録した。
開催地である若狭高浜は福井県の西端に位置し、
北陸とはいっても関西からのアクセスが良いからであろうか。
ラブ・ジ・アースミーティングは
どちらかといえば東海・関東方面での開催が多いので、
この数字は近隣での開催を心待ちにしていた
関西以西のライダーが集まってくれた結果なのかもしれない。
また今回は地元の協力体制が万全で、
会場の選定における情報提供をはじめ、
準備段階からさまざまな場面で助けていただいた。
さらに、ミーティング当日には
多くの地元ボランティアスタッフが集まり、
誘導やゴミ袋の受け渡しなどで大活躍。
この日受付で配布された黄色い軍手も
地元の海岸清掃団体が無償提供してくれたものだ。
このように多くの人々の力に支えられて、
今回の北陸開催が実現したのである。
さて、午前の部では海岸清掃を実施。
全国から集まったライダーと地元の高浜町民が
力を合わせて海岸のゴミ拾いを行ない、
高浜町の野瀬町長と日村副町長もゴミ拾いに参加。
ライダー同士でゴミを拾う姿、
子どもと一緒になってゴミ拾いをする家族、
はたまた犬を散歩させながら一人でゴミを拾う地元の人。
たとえライダーではなくとも、
参加する人たちの気持ちはみな一緒なのだ。
1時間半の清掃の後、
漂着ゴミなどで汚れていた浜は見違えるほどキレイに。
そして午後の部はステージイベントを開催。
旅行家の藤原かんいち氏、
地元高浜町からは日村副町長も壇上に上がり、
トークショーやチャリティオークション、
ジャンケン大会などが行なわれた。
さらにイベント会場には、
地元物産ブースやバイク関連団体などさまざまなブースが並び、
これら出展ブースの売り上げの10%と
オークションの売り上げ全額の合計(9万5,498円)は
WWF JAPAN(世界自然保護基金ジャパン)へ寄付された。
こうして参加者の笑顔が印象的となったイベントは幕を下ろした。
今回のイベントが地球に与える影響なんて
高が知れているかもしれない。
だけど、このイベントをとおして参加者の心に何かを残せたら…、
そんな想いでこれからもこのラブ・ジ・アースを発信し続けていきたい。
15回目となる次回は静岡県で開催予定。
まだ始まったばかりのほんの小さな一歩だけれど、
一人でも多くのライダーへの浸透と参加を期待したい。(T・Y)